沖縄県電気工事業工業組合
理事長 金城 稔
設立50周年を迎えて
沖縄県電気工事業工業組合設立50周年式典にあたりご挨拶を申し上げます。
本日の式典には来賓としまして、経済産業省那覇産業保安監督事務所土井所長 様・沖縄県商工労働部松永部長 様・沖縄電力株式会社本永社長 様・東京 からは、全日本電気工事業工業組合連合会 米沢会長 様・九州からは、全九州電気工事業協会安田会長 様をはじめ各組合総代のご臨席のもと、設立50周年式典を開催できますことを心から感謝申し上げます。
又、沖電工組の事業推進に日頃から 多大なるご指導とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年は、沖縄県が本土復帰50 年を迎えた大きな節目の年で、国・県の主催によって記念式典が
催され、県民はひとしく歳月の流れの速さを感じ感慨を深めたものであります。
私ども「沖電工組」は復帰の年の昭和 47年 9月に、県内各地域で設立された電気工事業協同組
合が支部組織となり、「ともに歩む発展への団結」をスローガンに県内企業を結集し組織の拡大を
図ってきた生い立ちがあります。特に草創期においては「世替わり」の混乱した社会情勢の中で、
国内 の法制度への対応をはじめ 、ドル通貨の変動相場制移行による差損保証問題、石油ショックによるインフレ増進等々未曾有の経済危機に見舞われるなど 、極めて厳しい環境を余儀なくされた時期がありました。
以来50年間会員の結束と行動力で困難を克服し、今日の発展を築くことが出来ました。これも
偏に国・県・行政・ご当局並びに沖縄電力㈱様をはじめ、関係諸団体の心温まるご指導ご助言によるところが大きく、この場をお借りして厚く御礼申し上げる次第です。
設立当初の厳しい時代に組織をまとめ、これまで電気工事業の発展に貢献してこ ら れた歴代理事長
役員組合員 事務局職員等のご尽力の賜であり、皆様に対して深く感謝するとともに今回の記念
式典にて表彰させます役職員の 皆様にも感謝いたします。
平成14年6月19日当組合の創立30周年式典を開催しその以降いろいろな 事業や、業務を
実施してまいりました。主な事業は、 平成14年に一般用電気工作物竣工調査業務に参入。
平成18年(40回大会)と平成26年(48回大会)には、いずれも県勢にて優勝しております。
特に平成26年の技能競技大会では、県内大会年の技能競技大会では、県内大会 全九大会 第一回全国技第一回全国技能競技大会が能競技大会が開催され、息つく暇なく対応に追われた開催され、息つく暇なく対応に追われた年でもありました。
平成20年におきなわ電設工業展の開催 、同年 沖縄県より第二種電気工事士免状交付申請の委託
契約を締結し申請受付が始まり、平成22年日本電気計器検定所の県内計器検査業務事業の撤退に伴い、電気工事事業登録に必要な計器器具の検定業務を組合にて開始しました。 平成28年から第一種電気工事士免状交付申請も受託し 、平成29年には、第32回 全日電工連全国大会を沖縄コンベンションセンターにて開催され 成功裏に終わり、当時の役職員並びに組合員の皆様方のご協力の賜だと感謝申し上げます。
又、令和2年11月には、全国電工組4番目の設立となる電工組女性部会が誕生し、今後青年部協議会と共に女性目線に立った 活躍の場の拡大を図っております。
令和3年12月に、35年間お世話になった那覇電協会館から、組合事務所を移転いたしました。
この50年の大きな節目の年を、次の新しい時代への礎として新しい工組の姿を描いていきたいと考えております。
昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な為替変動などの国際情勢の混乱や、原材料価格高騰、調達 難等厳しい市場環境が続いています。
社会環境においては脱炭素社会への要請や、 新型コロナによる価値観・働き方の変化、災害の増加に備える分散型エネルギー体制の意識の高まり等、社会の要請は大きな変化を迎えており、加えて人材不足や後継者不足等により廃業等の件数も最多のペースで推移し、その動向は予断を許さないものがあります。
このような状況の中、組合を取り巻く環境変化の中で私どもは、個々の企業同士でパートナーシップを作りあげ、それぞれが負のスパイラルに陥ること無く常に進化を続け、電気業界の安定と組織の力を集結していく事が重要でもあります。
これから時代は大きく変化します。私どもはプロの電気屋として「誇り」と「使命感」を持ち、常にお客様にどんな新しいサービスを提供できるか、常に変化に素早く対応し、行動を起し、そして現在の技術に満足することなく、常に研究心を持って業界の社会的向上、電気保安の確保、技術水準の向上につなげ、社会に対して安全
水準の向上につなげ、社会に対して安全・安心を提供する事安心を提供する事が出来る強い組織を目指したいと思います。
又、私どもの上部団体でもあります。全日電工連では、組合組織の強化 、財政基盤強化対策、DX推進、新事業拡充の推進等、 全国的に組合の持続発展的な組織体制を構築する為、新たな創出について考える提供を行っています。
当組合としても、各電気工事業協同組合の事業が円滑に運営できるよう支援し、 全日電工連及び
全九電協・他団体との連携を密に図り、正確な情報発信と言った取り組みを着実に進めてまいります。
結びに、これからも「電気の安全・安心をお届けする事」をモットーに社会の信頼に応えられる組織を目指しますので、関係各位には今後ともご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げ、設立50周年式典のご挨拶と致します。
令和5年2月22日
沖縄県電気工事業工業組合
理事長 金城 稔
開催行事・イベント等の様子
1.組合活動強化対策 | 総代会 理事会 専門委員会 事務局長会議 |
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2.指導及び教育事業 | 第1種電気工事士定期講習会 技術研修会及び各種研修会 高圧ケーブル端末及び直線処理講習会 電気工事士技能競技大会 電気工事業者現場巡回指導 測定器検査 |
3.福利厚生事業 | 第三者損害賠償制度 業務災害補償制度 組立保険制度 グループ共済制度 |
4.共同保守管理業務 | |
5.一般用電気工作物調査業務 |
2023.04現在
絶縁抵抗計 | 接地抵抗計 | クランプメーター | 高低圧検電器 |
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¥2,200 | ¥2,200 | ¥4,400 | ¥2,750 |
結果通知書再発行 | ¥550 |
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トレーサビリティ発行 | ¥1,650 |
※不合格の場合は料金の3割
※電池の有無をお確かめ下さい
※ご料金は全て税込表示となります。